4/22(日)に開催されたhaco+(ハコプラ)のイベントレポートです!

 

タイトル通り、4/22(日)に札幌で開催されたhaco+というイベントに参加してきました。

haco+は声優さんのトークイベントです。

北海道の小さな会場で開催されるため、距離感の近さが売りのイベントです。

私は今回が2度目の参加でした。

詳細なイベントレポートが禁止されているhaco+の詳細じゃないイベレポです。

 

もしこれを読んでくださっているヲタクの皆さんの推しが出演することになった場合、

「絶対に参加して!!じゃないと後悔するから!!!」

と心から言えるイベントです。

実際に、私は友人からそう言われて1度目の参加を決意しましたし、

後に推しが出演することになった友人にもそう言いました。

と同時に、

「嫌な思いをするかもしれないけど頑張ってね!!!」

とも声を掛けます。

これも実際に、1度目の参加を決意させてくれた友人から言われた言葉ですし、

自分が参加を決意させた友人にも強く強く言った言葉です。

haco+に推しが参加することになったら、

嫌な思いをする覚悟を必ず持って、絶対に参加してください。

 

 

haco+はおおまかに、挨拶→質問コーナー→ものボケ→即興劇→挨拶、という流れで進みます。

 

質問コーナーに質問を送れるのはチケットを買った人(参加者)のみで、送った質問が引かれた際には必ず手を挙げるなどして出演者とコンタクトを取り、ときには質問者と出演者が会話をしながら、その答えを出していきます。(実際に、以前参加したときに会場にいない方の質問が引かれたのですが、いないなら別の人の質問にしましょうと飛ばされました)

“距離感の近さが売りのイベント”

そう言われるのはこの質問コーナーの存在が大きいと思います。

ライブハウスでの開催なので距離的にも最前列は出演者まで1mもないですが。

 

そんな恒例の質問コーナーでのことです。

『ニックネーム○○さんからいただきました。○○さんいらっしゃいますか?』

よくある流れで質問者を探し、簡単にお礼を言って本題に入ります。

質問の中で気になる点があったり答えていくうちに疑問に思うことがあったりすると、質問者の意図とずれないよう『こんな感じで大丈夫ですか?』などと気軽に聞いてくれます。

こういう、普通のイベントやラジオなどで一方的にする質問では味わえない“会話”がこのイベントの魅力だと思います。

そうすると普通は、質問者が『○○です』などと返事をします。

普通だったらそうなります。

でもhaco+は違います。

質問者ではないハコプラ常連の人たちが、我先にと返事をし出します。

 

実際、1度目に参加したときも今回も、私の質問に対して出演者の方が「○○ですか?」と疑問形で投げかけてくださったのですが、私より先にハコプラ常連の方が話し出しました。

1度目のときは出演者の方が常連さんが話し終わるまで聞いた後に「そうなんですね。で、○○さんはどうですか?」と名指しで聞き直してくださって、とてもありがたかったのを覚えています。

今回は知っていれば誰でも答えられる疑問だったのもあり、常連の方が私より先に返事をし始めたときに(これはもう私が口を出す余地はないな…)と諦めかけたのですが、その話があまり的を射ていなかったため、勇気を出してその方たちを遮る形で声を出しました。

私はもともとあまり大きな声で話すのは得意ではないうえに、あんな状況だったため、手が震えました。

 

夜の部では、私の質問ではないですがルイベの話題になり「昨日ルイベ食べたよ。凍らせたお刺身を凍ったまま食べるんだね。」となったところで「ルイベって方言なのかな?」と疑問があがりました。

だれかが「アイヌ語だよ。」と答えると、今度は「アイヌ語でどういう意味なんだろう。知ってる人いる?」と客席に問いました。

するとハコプラ常連の方が「ルイベっていうのは凍った魚を凍ったままで食べる郷土料理で~…」と料理の説明を始めました。それはもう会場にいる全員が知ってます。

 

こんな感じに、ほぼすべての質問にハコプラ常連さんが乱入してきました。

 

 

ものボケコーナーは、用意された小道具のうちどれかを使ってお題に沿った言葉を必殺技風に言うというコーナーです。

昼の部で何を使うかを二人が相談を始めたとき、二人が会話するより先にハコプラ常連の方が「けん玉使って!」と言いました。二人がどう思ってどんな道具を選ぶか、それを楽しむ余地もなく、けん玉の話題になります。

結局1回目は二人ともけん玉を使いませんでした。

すると2回目に使う道具を決めようとなった途端、二人が話し出すより先にまた「けん玉使って!!!」となります。ちなみに、どうしてそこまでけん玉を使ってほしいのか多分会場内の誰もわからなかったと思いますし、いまだにわかりません。

私はピコピコハンマーを使ってほしかったです。(夜の部で使ってもらえて嬉しかったです)

 

エチュードは昼の部では短いものを5つくらいやったのですが、役を決める度、本人たちが相談する前に常連の方が自分の意見を口にします。

話が替わる度、それが繰り返されました。

配役はすべて彼女たちの意見通りだったと思います。

夜の部は長いものを1つやったので、一番最初以外で常連たちが口を挟む隙間がなくとても平和でした。(エチュードの内容自体はすごいショッキングなストーリーになりましたが…二人には幸せになってほしいです笑)

 

 

以上が、4/22(日)に開催されたhaco+の詳細でないイベントレポートです。

嫌な思いをするのは覚悟していたし我慢しようと思っていたのですが、こうやって記録を残そうと思ったのは昨日の夜に配信された運営さんによるツイキャスがキッカケです。

イベント直後のツイキャスは“反省会”と呼ばれ、出演者の裏話を聞いたりもできます。

しかし視聴しているのはハコプラ常連の方ばかりなうえに書き込まれたコメントをほぼ拾うので、私自身は覗く元気がありませんでした。

すると、ツイキャスを見ていた友人から次々とスクショが送られてきます。

以下、気になったコメントの要約と私の意見です。

「今回は初参加の人が多かったみたいで自分たち以外から意見が出なくて、そこが課題かな」

→他の人が話す隙を与えずに貴女たちがべらべら話し出すから誰も話せないのだし、運営さんならまだしも、いち参加者の貴女が何故上から目線でイベントを開催するにおける課題を語るのでしょうかか。

「最前だったからすごく話しかけちゃったけど、初めての人に引かれてないかな」

→最前じゃなかった昼の部で既に引いてたので大丈夫ですよ。安心してください。むしろ昼の部が終わったときからそう思っててほしかったです。ドン引きです。

「(お客さんに)自由にやらせるから生まれる楽しさだよね」

→“自由”というのはなんでも好き勝手にやっていいということではありません。貴女お一人だったとしたら、それはお好きなようにやればいいと思います。ですがイベントは違います。同じ値段を払い、同じように参加する権利・楽しむ権利を、参加者はみんな持っています。貴女たちの独りよがりな履き違えた自由を本当にみんなが楽しんでいたと思うのなら驚きです。

 

ちなみに、今回の質問コーナーは届いたメールの中でもマイルドなものが読まれたそうです。※どの質問が読まれるかは完全抽選です

「パンツの色を教えてください」という質問を送った方が10人程いたそうです。

昼も夜も引かれませんでしたけど。本当に引かれなくてよかったです。

事務所のチェックを通ってるとはいえ、本当にそういうのいらないです。

セクハラですからね?ゲストが女性でも同じこと聞きますか?

「チケットが取れてればやばい質問ぶっこんだのに」

とおっしゃっていた常連さんもいました。

やばい質問ってなんですか?読まれた質問じゃ物足りなかったということでしょうか?それは申し訳なかったです。ですが正直こちらとしては、貴方のような方がチケットを入手できなくて本当に良かったです。

 

出演者の方の肌荒れについて運営さんに聞いている方もいました。

貴女は自分の知らないところでそんな話題を出されていたらどう思いますか?

貴女は同じ話を御本人に対しても出来ますか?

私は嫌ですし、絶対にできません。

でもそうやって話題に出せるということは貴女は嫌じゃないんでしょうね。驚きです。

 

 

最前列で元気に二人に話し掛けていた常連さんの中には、イベント後に具合が悪くなってお渡し会で後回しにしてもらった方もいたみたいですね。

体調は大丈夫でしょうか?

偶然だったそうですが、会場に出入りされる出演者さんに会えたり、空港でも出演者さん会えたりしたそうで、そのラッキーで元気は出ましたか?

貴女が推している別の声優さんが出演された際にも同じように具合が悪くなって後回しにしてもらった方がいたそうですし、あまり無理はしないでくださいね。

 

 

ハコプラは

「お客さんの行儀が良いから出来る距離の近いイベント」

「みなさんのマナーが良くなければできないイベント」

だそうです。

もし運営さんがハコプラ常連さんたちのことをマナーが良いと、また、常連さんたちも御自身のことをマナーが良いとお思いでしたら、是非一度考えてみていただきたいです。

他の参加者が全員、常連さんたちのようにマナー良く、

“出演者の話を聞かず自分の意見を口にし”

“メールした人を遮ってまで自分の話をし”

“意見が通らなかったら同じことをしつこく繰り返し”

たらどうなるか、想像できませんか?

私なりに想像してみたのですが、それは無法地帯の地獄絵図でした。

今haco+がそうなっていないのは、ハコプラ常連の方々の肥大する自己満足を満たすためだけの言動を、イベントを成功させたいと思っている本当の意味で常識がありマナーを持ち合わせたファンが我慢しているからです。

自分たちがそちら側に少しでも足を踏み入れたらイベント自体が崩壊するとわかっているからです。

私にはそれくらい危ういバランスで成り立っているように思えます。

彼女たちをマナーが良いとし、言動を許容している運営さんにはどう見えていますか?

 

 

最後になりますが、私はハコプラについて

「絶対に参加して!!じゃないと後悔するから!!!」

と、自信を持って言えます。

他のイベントでは味わえない距離感で、たくさんの話を聞くことができます。

ですが、嫌な思いをする覚悟を必ず持って、絶対に参加してください。

これからもし参加される方がいらっしゃったら、イベントを少しでも楽しむために心に刻んでおいてほしいです。

 

以上です。